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手持ちのゲームを崩していく日記。 書きなれないのでテンポは申し訳ないくらい悪いです。
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2025/06/14 (Sat) 18:53:51

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No.402
2021/05/22 (Sat) 23:39:24

プレイ順:黒木→あっすー→シャチ→パト です。

感想書いていていつも思うのですが、面白い、楽しい、好き、とても感情が動かされる……という感想を抱いたとき、なかなか具体的に言語化できないのが悔しいです。
それなりに思ったことを言語化するように努めてはいるんですが、ここのこのシーンがきっとこうだからこう感じたんだと思う、という考察めいた感想がなかなか上手に書けないんですよね……。
元々細部を記憶するのが苦手というところがあるので、読んでる最中はこの表現最高だな、と思うんですがそれを上手く出力できないというか。

とまあそんな感じで自分の表現力がもどかしくなるくらい色々感じた作品でした。
面白いけど良い話、と言ってしまうとざっくりなんですが、ギャグパートがあるからこそシリアスが光るんだよなと。
ただこの作品においてはギャップで泣かせる的な手法というよりは、ちょっと生きづらく感じる世間に対するカウンター的な印象を受けたりとかしました。
アニメ版のOPの歌詞とか見ててもそんな感じ受ける。

というわけで以下ちょっとした感想です。






・共通+いろいろ
マルコと銀河竜でも思っていたけど、やっぱり掛け合いが面白い。パロとかがなく面白い掛け合いが読める、っていうのはなんかすごくいいなと…。
声優さんの演技も良いですよね。好き。私はわりとボイス飛ばしがちなのですが、ノラととはかなりじっくり聞いてる方だと思います。
キャストが豪華ってのももちろんあるんですが、このテキストをどう読むのかな?と気になる感じがすごく魅力というか…。
間とか読み方(1.~って書いてあるのを「ひとーつ」と読むみたいな)ので笑ってしまうのも結構あり楽しいです。
あとは特徴としてかなり簡潔な言い回しをしてるな~と思うのですが、そういう簡潔な表現をする時の切り取り方というのか、言葉選びというのか、そういうのがすごく刺さる。こういうのをセンス良いというのかも、と思ったり。
断言口調で言い切ると名言ぽくなるので錯覚してる部分も多少あるとは思うのですが、難しい言葉とか観念的な言い方を使わず、わかりやすくスパッと言い切る(「知るっていうのは責任をもつっていうことだ」とか)ようなセリフがキメとかではなくわりと良く出てくるのはなんかすごいな~となりました。(とはいえ観念的な名言が出てくるゲームも好きです…)
あと個人的に好きだなと思ったのが、世界観の緩さ。
冷静に考えたら現実的じゃないだろみたいな設定(学生2人暮らし)とか、シャチの設定もですが、そこに強引にファンタジーぶちこんでくるところとか、初見だとえ?ってなったりもしたんですが、そこを深く追求しないことでどんなキャラもそこで生きられるように感じられてなんか好きだなと思いました。意図して作られたものとはいえ、世界の包容力…みたいなのを感じる…。
キャラの背景はちょっと重かったりして、シナリオでもグッとくる瞬間は結構あったのですが、個人的にはそこが泣けるとかよりも、こういう背景の子が、表ではニコニコして仲間と色んなことを笑い飛ばしている…というところがすごく痛快な感じがしました。
あとどのルートもなんですが、オチでナレーションの仕組みを見せるところがすげー好きです。あそこでめちゃめちゃ話が綺麗に落ちる感じがして……。
地味にピリ辛勇者で円環構造にしているのも、読後感的に良い……。
私はパトリシアを最後にやったので、余計よかったです。パトルートの読後感自体も良いんですが、それだけで終わらせない感じが…。

・未知パイ
お話も重いが未知パイも重い。けど重いはカワイイなのでおっけーです。
そもそも「あっこのゲーム買お…」って思ったきっかけが体験版の未知パイの告白シーンの「みんなが言いたくても言えない一言を言った時、世界はどう変わるのか、私はどう変わるのか、知りたかったんです」って発言で言い回し最高~~ってなったことなんですよね。その後気持ちいい!!って言うのも好き。
色々吹っ切れて、でも根本的に性格とか価値観が変わるとかじゃないところはなんかすごく好きだなと思いました。

・明日原
未知パイルートの後だったんで、明日原母がノラと一緒なら大丈夫だね、と言ってくれたという話が出てきてなんか妙に嬉しかった。
が、まあこの家もなかなか大変そうではあるけど…。
とはいえ親子仲は普通そうでちょっと安心しました。どっちかっていうとあっすーの問題は外というか自分自身にあったというか。そんな感じですよね。

・シャチ
関係性的にはまあこうなるよなって感じで、私もこういうシチュエーションのお話が好きなので、一つの解答を見る気持ち…というか、この人がそういうシチュ書いたらどうなるんだろう、って気持ちが結構強かったりしました。
わりとがっつりパトと対になってた感じでもあるんですね…。
そして3人目で気付くのもあれですが、エロシーンで女の子がみんな母性ダダ漏れになるのはキャラのせいというかシナリオの偏りなんだなと…(全員赤ちゃん扱いしてくる気がする…)
余談ですがちょうどシャチルート進めてたタイミングで、ダーウィンが来た見てたらダイオウイカを狩るシャチ(海洋生物のほう)の特集があって、あっ元ネタあったんや…ってなりました。

・パト
冥界のシーンがちょいちょい入るのとパトの属性(生きてない)が特殊なためにファンタジー色強めなところがなんか好きだった……。
自分が普段SFに慣れているせいもあるけども。
どういうとこが好きかって言うと、多分このシナリオライターさんのファンタジー表現というか、解釈が好きなんだと思う……。あくまで表現の手段、みたいな感じがあるというか。
特にパトリシアルートに関しては、ファンタジーが書きたいというより生者と死者の話が書きたくてこの設定になった…的な印象が感じられるのも好きです。
てか最終的にパトっつーか姉妹全員とシーンがあったのはすげえ……となりました。シア姉かわいい好き。
お母さんとの問題は解決しないまでも、自分たちの受け止め方でいなしながらやっていく、というとこだけはちょっと現実的な感じで、ファンタジーさとのバランス感がよき。

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