手持ちのゲームを崩していく日記。
書きなれないのでテンポは申し訳ないくらい悪いです。
No.405
2022/10/04 (Tue) 23:48:44
共通→めぐる→弥子→BAD→三日月 でプレイ
あ、Switch版です。(PC版積んだまま……)
また2周目やりたいなと思ったときにPC版やろうかなと思います。
攻略サイト見てたらめぐると弥子逆におすすめされてたけどあそこまで見せられて三日月込みのバンド結成見ないの我慢できね~~と思ってめぐるルートへ。
キラキラの時もそうだったけど、ルートで話の行き先がガラッと変わるのほんといいよな……青春ものって感じがする。と思ったけどプレイし終わっての感想はどっちかっていうとお仕事モノ(クリエイターもの)だな、という印象が強かったです。
あと思ったより親しみやすいキャラ付けというか、めずらしく明るい+わかりやすめのキャラ付けされてるな~と思った。掛け合いとかも結構今っぽくて新鮮でした。背景は別として……。
あとキラキラ以上に音楽主体というか音楽との向き合い方主体というか……。
キラキラはなんというか、音楽が手段だったりヒロイン(きらり)と同化してたりするような部分もあると思うんですよね。
けど今回はこう音楽とは創作とは、みたいな話題が多いというか、また違う角度から切り取ってるなーって感じでした。
花鳥風月の北海道出身で業界人にファンの多い渋めのバンドとかいう設定、ズルい。ありそう。いそう。北海道出身ってとこが特にズルい。通なファンがつくやつじゃん……。
ダウナー系ロックだなーよき……。
以下めちゃくちゃネタバレあります。ネタバレじゃないめんどくさい語りもあります。
あ、Switch版です。(PC版積んだまま……)
また2周目やりたいなと思ったときにPC版やろうかなと思います。
攻略サイト見てたらめぐると弥子逆におすすめされてたけどあそこまで見せられて三日月込みのバンド結成見ないの我慢できね~~と思ってめぐるルートへ。
キラキラの時もそうだったけど、ルートで話の行き先がガラッと変わるのほんといいよな……青春ものって感じがする。と思ったけどプレイし終わっての感想はどっちかっていうとお仕事モノ(クリエイターもの)だな、という印象が強かったです。
あと思ったより親しみやすいキャラ付けというか、めずらしく明るい+わかりやすめのキャラ付けされてるな~と思った。掛け合いとかも結構今っぽくて新鮮でした。背景は別として……。
あとキラキラ以上に音楽主体というか音楽との向き合い方主体というか……。
キラキラはなんというか、音楽が手段だったりヒロイン(きらり)と同化してたりするような部分もあると思うんですよね。
けど今回はこう音楽とは創作とは、みたいな話題が多いというか、また違う角度から切り取ってるなーって感じでした。
花鳥風月の北海道出身で業界人にファンの多い渋めのバンドとかいう設定、ズルい。ありそう。いそう。北海道出身ってとこが特にズルい。通なファンがつくやつじゃん……。
ダウナー系ロックだなーよき……。
以下めちゃくちゃネタバレあります。ネタバレじゃないめんどくさい語りもあります。
・めぐるルート
バンドメンバー全員中卒だけど行けるとこまでバンドやりまーす、感がこう……ガツンと来るよね……。
けど世の中そんなもんなのかな感と、うっすら不安な感じとがこう両立する後味……これこれ~~(悪い楽しみ方)
ってか演出とか方向性によっては明るく書く、不安感じさせずに描写することももちろん出来るとは思うんだけど、人物造形だとかキャラの身の回りの設定とか、細部にリアリティがあるからどうしてもこううっすらと不穏な感じが漂っちゃうんだよな……。そこが良い。
けどめぐるの問題は吹っ切れたのはすごく良かった。どうなることかと思った。この後すぐ弥子ちゃんルートもやったけど、なんかMUSICUSそういうとこ素直だよなと今の段階ではちょっと思っている……。
しかしなんか弥子ちゃんルートもだけど、ずーっと金田の声聞いてる気がする……。いいけど……いいのかな……。喋り方うつりそう……。
三日月と金田が完全に悪友になってたのジワった。
あとめぐるルート、めぐちゃん本人のキャラもよかったけど、個人的には楡さんのセリフがめちゃくちゃ刺さった。人間は無意味に生まれるが無価値じゃない、素晴らしいってやつ。何気にゲーム内で一番刺さったかもしれない……。
好きなセリフ、好きな演出とかはもちろん他にもあるんですが、考え方として……。
・弥子
けいくん音楽やめるの??と思ったらこっちでもバンド組んでてやっぱりなだった。すき……このルート……。
というのも私最初の職場が高校図書館で、平日に加えて通信制のスクーリングの日を担当してたんですよね。(なので週休1.5日、その上手当も特になし)
だからかなぁ、妙に感動しちまってよぉ……(金田の声で)
というのは冗談にしても、ほんと生徒層あんな感じだったので(あそこまで仲良しではなかったですが)、普通にちょっと懐かしくなった、記憶が蘇っちゃったな……。
バンドとの向き合い方とか、なんとなく馨が馨だけで音楽と向き合って結論出したな感があって(最後弥子ちゃんと喋ってる時に思い浮かんだ花井さんの面影を消したりとか)、希望持てる終わりだし、好きだな……素直に……あんな良い子がいたらいいのにな……ってなりました……。
つかベース弾く胡桃ちゃん好きなんだけど……良い……。金田にまんまと引っ張り出されてくるとこ好き、若さ……。
やっぱさぁ校歌のロックアレンジだよ!良い……。キラキラの卒業式ジャックもよかったけど、文化祭ってのも素直で良いよな、あんな素直に全日制と定時制の子が一体になれて良かったね!で終わることとかあるんだ……瀬戸口廉也のシナリオで……とちょっと思っちゃった……。その後も2人で頑張ろうねで終わるし。
まあ最後に成功するかどうか見せないのはこの人っぽいよなと思うのですが。
・BAD
共通で花井さんが死んだ時からずっとそういう気持ちあったんですが、もらい死にしそうになった……。
なんか馨くんのあの自分と他人を俯瞰したようなモノローグの物言い、カーテンコールの宗ちゃんを若干思い出して、あーあれも思ったよりテイスト再現できてたのかなあ、と思ったりしました。
いやそれはそれとして鬱すぎるだろ……結局最後に音楽取るのは良かったというか悪くなかったというか、まあせめてそうしてくれよという気持ちだったからほっとしなくはなかったけど……。まあそっから全部音楽に捧げて、それで満足が行く曲は出来るかもだけど認められる曲ができるかな?問題はあるとは思いますが……。
澄ちゃんがこう……尾崎さんから光を抜いて金田の生い立ち入れたみたいな感じで……。途中もうしんどくてしんどくてどうにかなるかと思った……。セミナーにもハマってるしさ……澄ちゃん……。あとあの行き詰まった馨くんの浮き沈みが生々しくてしんどすぎる。
ラストは途中まで自殺かなあと思って読んでたんですがそれより酷だった……うう……。
で終盤のぐらぐらのイントロでうわーー!!ってなって死ぬかと思いました。やめて……。でもぐらぐらは超かっこよくてほんと好き。アルバム即ポチした。
やっぱり人を信じれないとだめだな……。
私も……というと烏滸がましいですが、自分の気持ちが他人に伝わってない・他人がどう思ってるかわからない(・どうでもいいと思われてるんだろうな)……と感じることが多くて、頭ではそれは相手を信じてないことになるんだと分かっててもそういう考え方をやめれないとこがあるんですよね。
ついでに自分はすぐ他人に主導権を渡して(というか主導権とってコミュニケーションするのがド下手クソ)、苦しくなってしまうとこと合わさって最近特にちょっとヤバい。
いやそれは置いといて、金田いいやつだな……ほんとに……。キラキラもそうだけど暗いENDで輝く親友キャラの存在感、良い……。でもああいう子とずっと付き合えるのはやっぱ馨くんもそういうとこきっと才能あるんだよな、と思いました……。とはいえあの状況でああいう幸せそうな姿見せられるのも苦しいけど。
私は結局追われると苦しくなって逃げて、追うのも苦しくて、けど外向けの苦しくないふりがいつまで持つかわからないのもまた苦しくなっているんだよな……。
時々躁状態になって人を信じなきゃ、と思い立って友人関係が成立してると思い込もうとするんですが気持ちが長続きしないしな……。
いや違った、完全に引きずられて鬱になっとるだけやんけこれじゃあ……。
いつもながらこの人の文章読むと主人公の思考と同化されられる感じがあって、現実世界での生活に支障を来たしそうになる(というか、普通に時々来す)。
特に今回はわりと馨くんの淡白な感じ、というかあの他人とか神とかを信じてないっぽいところがわりと波長が合う瞬間が多くて、より釣られちゃった感じがしました。
・三日月
花井さんと馨くんの見たいものを見せたかった…というのが三日月の動機なのはなるほどなと。
音楽メインのルートは花井さんの問いかけというか、花井さんの音楽論に対する答え…がやっぱり主題なのかな。
で、そんな三日月の向き合い方はガン無視で全然関係ないとこで事故が起きるのほんと好き。いやそこまで無関係ではない……か。どっちかっていうと三日月視点だと音楽(歌)に裏切られた、みたいなニュアンスもあるのかな。
私は音楽好きだしライブ行くのも好きだけど、自分にとって音楽とは…みたいなところまで考えたことがなくて、肝心な部分をただ受け取るだけで感じれてないな…と思ってたんですが、最後、日常をささやかに彩るのもまた音楽の価値みたいなのを最後に馨くんが言ってて、ああこの作品はちょっとでも音楽が好きって気持ちを全部受け止めてくれる気なんだな、となってちょっとよかった……。というか音楽じゃ物理的に人は満たされないしみたいな文言がラストに出てきて、まさにそれを体験したことがあるので(空腹を一番好きなバンドの曲で誤魔化そうとしたけど普通に無理だったというバカの経験ですが)、ちょっとほっとしました。
ってかアシッドアタックで犯人のことを考えて(もちろんそれだけじゃないけど、心情を吐露した時に聞いてくれるみんなが1番/マイノリティのために歌ってるから私個人の事情は気にしないで良いのにと言ってるので)病む三日月、人、というか歌(の力)をめっちゃ信じてるとこが馨くんとの対比っぽい。
BADもそうだけど、馨くんはわりと最後まで相手が何を考えてるかわからない、言ってることは受け止めるけど、本心とは思ってないところがある(=他人の心をあんまり信じてない)節があるような気がしている……。
で精神が回復しない三日月と付き合って、婚約して……全部やめてまたバンドする、がなかなかのジェットコースターだった……。
最後婚約解消して友達に戻った時、あそういえばめぐるとも付き合ってなかったな馨くん……と思い出した。きっと完全に音楽の話なんだろうな、今回。音楽と離れなきゃそういう関係にはなれないんだ(相手の方がぶっ壊れるBAD然り、音楽と離れる弥子ちゃん然り)。
でそこは綺麗に終わったのは良いんだけど、じゃあアシッドアタック前の関係性で三日月がめちゃ調子良かったのはなぜなんだろう…?とはちょっと思う。あ、三日月の方が馨くんに対して自分の理解者だって信頼を置いてたからか。それで欲しかったものが手に入ったから歌に恩返ししなきゃとか言ってたし。
とはいえ多分普通に両思いだった期間もあるんだろう、音楽がなかった期間は……けど三日月に歌が復活した以上、個人間の関係性より音楽が優位に立つってことになるのかもなぁ……。
それにしても気持ちよく行くとこまで行ききったなあという感じ……。あらすじとしてはベタではあるけど個人的には音楽とは、って議論を深めるためには商業ベースの話もしないといけないと思うし、そういう意味ではプロになる展開は大いにありかなと思った。
しかしBADでは花井さんと同じことを考えて、三日月では最初のライブ前のモノローグと同じこと考えてるなと思った、馨くん。ああいう演出好きです。
けどラストの時の花井さん、やっぱ本物っぽくない気がする。いや本物じゃないのは当然そうなんだけど、馨くんの中の花井さんがしゃべっている、というより馨くんの答えが花井さんの姿をしてた、みたいな。そう思うと馨くんにとっての音楽の神って花井さんなのでは……。
そういえばこのルートで出てくる倫くん、BADだと三日月1人と音楽で付き合えて人生の絶頂期だったかもなと思いました……というかこの子がついてるならBADの三日月のトントン拍子もそらそうなるよ、と思うし、三日月の方もまあうまくいきそうな感じがする。
ある意味あの辺りはキラキラのノーマルエンド(教室の隅でうまくいってるきらりを眺める鹿クン)ぽいよなと思ったりしました。
・あと個人的には金田の人生が結構とんとん拍子で上手くいってるのが今回のストーリーに対して示唆的というか、ちょっとそういう感じもする。そういう世界ですよっていう説明みたいな。まあ根は悪い奴じゃないしな……。
いや、ていうか実際、本当にああいう子が幸せになれる世界だったら良いなと思います私も……。
たまにTwitterでバズっているけど、本当に救われるべき人は手を差し伸べたくなくなるような振る舞いをして本人も救われたくないって言ってる、みたいな話もありますし……。
うーん、とりとめがない……。とりあえずこんな感じのことを考えながらやってました。
ちなみにプレイ日数8日でした。初日夜やり始めて日が変わるまで記憶失くすくらい延々読んでいた……。
このままBLACK SHEEP TOWNやります……。
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